ETCカードで起こるさまざまなエラー

どんなものでも、長く使えばかならず不具合が出てきます。

ETCカードも、もちろん長期にわたって使用していれば、エラーが出てきても不思議はありません。

ETCカードには、いったいどんなエラーがあるのでしょう。

ETCカードのエラーは、エラーコードとして表示されます。

エラーが発生するのは、電源を入れた時やETCカードを差し込んだ時、料金所です。

それ以外のところでのエラーは滅多にありません。

エラーコードは01~07、11、80~89に大別されており、どのメーカーにおいても共通されています。

01(挿入の異常)

ETCカードの挿入の向きが正しくなかったり、そもそもカード自体を差し込んでいない状態にそのようなエラーが出るようです。

正しい向きで入れ直してみましょう。

02(読込の異常、データの処理異常)

車載器がETCカードを読み込めなかった場合に起きるエラーです。

カードの向きの確認や、カードに汚れがついてることもあるのでよく拭いてからもう一度挿入してみましょう。

03(ETCカードの異常)

ETCカードそのもののエラーです。

裏表の間違いや、勘違いで違う種類のカードを差し込んでしまうとこのようなエラーが出ます。

ETCカード自体の異常も考えられます。

04(車載器の故障)

車載器に不具合がある場合に出るエラーです。

もう一度抜き差しして同じエラーが出るようでしたら、メーカーに問い合わせが必要です。

05(ETCカードの確認認証エラー)

違うカードを入れてしまったり、読み込んでいるカードの情報がきちんと認識できなかった場合のエラーです。

正しいETCカードであってもカード情報を認証中に誤って出してしまうとエラーが出ます。

06(車載器情報の異常)

料金所を通過する際に、料金所と車載器の間でうまくデータ通信ができなかった際にエラーが発生します。

料金所にいる係員の指示に従いましょう。

車載器が原因の場合もあります。

07(通信異常)

エラーコード06と似ていますが、こちらはただ単に料金所と車載器間のデータ通信の異常を表します。

11(ETCカードの書込異常)

データを書き込む際にエラーが出るようです。

車両を停止するよう表示される場合があります。

係員の指示に従いましょう。

80~89(メーカー個別のエラー)

車載器メーカーが個別に設定しているエラーコードです。

取扱説明書を読み、メーカーに問い合わせましょう。

参考URL≫≫http://www.mhims.co.jp/products/its/etc/support/trouble.html

メーカー個別のエラーは各所にお問い合わせ頂くことになりますが、基本的なエラーは大体共通です。

勿論全てのエラーコードを覚える必要はありませんが、知っておいて損はありません。

よく起こるETCカードのエラー「03」について

ETCカードにはさまざまなエラーがありますが、いちばん発生頻度の高いエラーはどういったものでしょうか。

また、対処法はどのようにすればよいのでしょうか。

実は、エラーコードの中で「03」がダントツに多いといわれています。

03はETCカード異常と呼ばれており、カードを挿入したときにETCカードだと認識されなかった際に出るエラーです。

このエラーでいちばん多い原因はカードの入れ間違いです。

勘違いでETCカードによく似た別のカードを挿入してしまったり、カードの裏表や向きを間違えて入れてしまったときに起こります。

この場合は、正しいETCカードを挿入する、正しい向きで挿入することで解決します。

次に多い原因はカードのICチップの部分汚れです。

長い間、ETCカードを抜き差ししているとどうしても手垢やごみが付着してしまいます。

カードの読み込みエラーのため、この場合は柔らかい布などでやさしくチップ部分の汚れを落としてあげれば解決します。

ゴシゴシこするとICチップに傷がついて故障の原因となるので注意しましょう。

落ちにくいがんこな汚れの場合は専用のクリーナーが市販されているため、それを使用しましょう。

上記を試してみて、やはりエラーが出る場合は車載器かカードのどちらかに不具合が生じているといえます。

まず、他の車の車載器に差し込んでみて、ETCカードが正しく認識されるか試してみましょう。

もし、他の車で認識されるようだったら、車載器のほうに問題がある可能性が高いです。

自分でメンテナンスできる方法もありますが、まずはメーカーや販売店へ相談してみましょう。

どの車載器に差し込んでも読込不良のエラーが出る場合は、ETCカード自体の不具合や故障が考えられます。

その場合は、カードの再発行をすることが可能です。

カードの再発行手続きは、ETCカードの発行会社へ連絡して申込みをします。

新しいカードが届くまではおおよそ1~2週間かかります。

新しいカードが届いたら、再度車載器に差し込んで試してみてください。

万が一、それでもエラーが出る場合は車載器側の問題が考えられます。

エラーが生じた場合、ETCカードと車載器、どちらに問題があるのかは機械のためなかなかわかりづらいです。

まずは、自分自身でできる対処方法を試してみて、どれをやっても改善しなかったという場合は、カードの再発行と車載器の修理・交換を両方視野に入れたほうが間違いはないでしょう。

不注意でETCカードが故障することもある

ETCカードの故障は長期使用による経年劣化だけが原因ではありません。

人為的な原因で壊してしまうことも十分考えられます。

他のクレジットカードと比べて持ち運びや抜き差しの機会が多いだけに、取り扱いには十分注意しましょう。

車内に放置して破損

いちばん多い破損原因のひとつです。

真夏の閉め切った社内の温度はあっという間に50℃を超えます。

そんなところにカードを置いていればETCカードでなくても確実に変形してしまい磁気異常を起こしてしまいます。

ETCカードを差しっぱなしにしていた場合はどうでしょう?車載器には一体型と分離型の二種類があります。

分離型はアンテナと本体(カードを入れている部分)が分かれているため、本体を熱がこもりにくいところに設置すれば高温による破損はあまりありません。

一体型の設置場所はダッシュボードの上になるため、とくに高温にさらされる環境です。

「ETCカードは差しっぱなしにしておいたほうがよい」という意見もありますが、破損の危険性もあるため長時間車を離れる場合は抜いておきましょう。

磁気のあるものに近づける

強い磁気を発生するもののそばに置いておくと磁気異常を招きます。

身近なところに意外と磁石はあります。

至近距離に近づけさえしなければ大丈夫ですが、くれぐれもカードを磁石で留めたりすることはやめましょう。

家電も電子レンジやテレビなど磁気を発生させます。

スマホなども気を付けましょう。

子供のいたずらでハサミなど、金属を触れさせることも故障の原因になります。

強い圧をかける

そんなことをする人はいないと思いますが、カードを故意に折り曲げたりすることは厳禁です。

ですが、不注意で曲がってしまうことがあります。

いちばん危険なのが、SAなどで高速道路を一時的に降りる際、カードを抜いてお尻のポケットに直に入れてしまった場合です。

それを忘れてうっかり腰掛けてしまったら、カードに強い圧力がかかって破損しかねません。

カードを抜いたら財布かカードケースに入れるなど、安全なところにしまっておきましょう。

ICチップの破損や水損

ETCカードだけではありませんが、カードの表面にはICチップといって金属がむき出しになっている部分があります。

その部分を触ったり傷つけたりすることもエラーや破損の原因になります。

手が触れてしまったり軽い接触程度なら問題ありません。

雨の日などETCカードをポケットに入れたまま移動するなど水損の原因を作ってしまうこともあります。